城島から３連発！首位にド派手返り咲?

　「広島６-１０阪神」（１２日、マツダ）
　ど派手な連敗脱出劇で、真弓阪神が首位を奪い返した。六回、城島の移籍後初の１試合２発となる２１号３ランが号砲となった。桜井８号、代打狩野２号と続いた。日本一の８５年、１８年ぶりリーグ制覇の０３年を思い出させる３者連続アーチ。城島は阪神の捕手では７８年の田淵幸一以来、３２年ぶりの２０号にも リネ2 rmt
到達し、チームをけん引している。
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　ベンチ前で真弓監督がおもむろに帽子を脱いだ。そして深々と頭を下げた。そこに満面の笑みで飛び込んでいった城島。指揮官が最敬礼で出迎えたくなるほど価値ある２発。１人で試合をひっくり返し、負の連鎖を漆黒のバットで断ち切った。
　２点を追う六回無死一、二塁。初球、バントの構えにスタ Ferragamo 靴
ンドはどよめいた。そのざわめきが残る２球目。「バントのサインが消えたから、思い切って振ったよ」と真ん中低めのチェンジアップを豪快にすくい上げた。
　左翼の嶋が瞬時にあきらめた２１号逆転３ラン。右拳を振り上げ、全速力でダイヤモンドを駆けた。その直後、桜井に２者連続となる８号ソロが飛び出した。さらに続く代打?狩野も、初球を左翼席へと 信長 rmt
放り込んだ。
　敵地が興奮のるつぼと化す３連発。ジョーは「１発目は楽だからね。２発目、３発目は俺の力じゃどうにも出来ないし、狩野がよく打ったよ」と声を弾ませた。バックスクリーン３連発が飛び出した８５年は日本一。横浜の左翼席に３連発を放った０３年はリーグ制覇。“Ｖの使者”とも呼べる３者連続アーチを誘発したのは城島だ。
　５連敗中、 シャネル
ジョーは誰よりもチームの空気を重んじた。ナゴヤドームでは右ひざにテーピングを巻いてグラウンドに現れ、周囲の笑いを誘った。
　リーダーシップで大きな影響を受けたのが、今季途中に現役を退いたケン?グリフィー?ジュニア。マリナーズ?イチローも尊敬する男の引退を「彼は本当のリーダー。彼が陽気じゃなかったらチームはどんどん暗くなっていくから
ね」と惜しんだ。
　苦悩の日々を過ごした昨年８月。グリフィーは渡米していた城島の家族と本人抜きで写真に納まり、Ｔシャツにプリントしてチーム全体に配った。その事実を知らないまま手渡されたジョーは思わず仰天。ロッカーは笑いに包まれ、心が和んだ。そんな意志を受け継ぐ男の逆転弾だからこそ、チームが波に乗る。
　六回は３連発を含む打者
１１人の猛攻で一挙７点。以降も攻撃の手を緩めず、今季最多の１９安打、最多タイの５発で広島を粉砕。城島自身も第１打席で阪神の捕手では田淵以来、３２年ぶりとなる２０号ソロ。移籍後初の１試合２発を含む３安打で、打線をけん引した。
　「どんな形でも勝てばいい」と充実の汗をぬぐったジョー。６試合ぶりの白星、８月４日以来８日ぶりの首位の座
は、この男の手によってもたらされた。

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引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』